2022年3月6日現在、ロシアがウクライナに侵攻中ですがロシアとウクライナ間だけでなく日本と世界にも多大な影響をもたらしています。
日本人も他人の国の問題だからと他人事でいられない状況になってきていますが、ロシアウクライナ情勢が与える影響について解説、情報提供していきたいと思います。
ウクライナとロシアの歴史については別の記事で紹介しています。↓
ロシアに対する経済制裁内容
ウクライナに侵攻したロシアに対して2022年2月26日、米欧諸国が本格的に制裁下しました。
具体的な制裁内容として
・EU域内の資産の凍結や資金提供の禁止
(ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とセルゲイ・ラブロフ外相ら他、654人と52団体)
・金融・エネルギー・運輸のほか、軍事産業に関係する分野に対する制裁
・ロシア国有企業のEU証券市場における上場、対象企業に対する金融サービスの提供を禁止するなど、従来の制裁を強化
(ロシアの金融市場関係企業や、国防関係を含む主要な国有企業の7割が金融分野の制裁対象)
・石油精製に関連する商品や技術の販売・供給・移転・輸出を禁止
・航空・宇宙産業関連の商品と技術の輸出を禁止
・半導体技術を含む防衛・安全保障分野に影響する重要品目と技術への輸出制限を強化
・外交官や政府関係者、ビジネス関係者へのビザ発給に制限
2022年3月2日追加制裁
・プーチン(ロシア大統領)のウクライナ攻撃をほう助しているとしてベラルーシにも同じように制裁を与える
・国務省がロシアの防衛関連の22事業体をSDNに指定
(SDNとは米国大統領が、国家の安全保障を脅かすものと指定した国や法人のことを言う)
・石油・ガス掘削に関する技術のロシアへの輸出を規制
・ロシアとベラルーシの治安維持、軍・防衛産業、軍・防衛関連の研究開発を支援している事業体を商務省が管理しているエンティティー・リストに追加
(エンティティー・リストとは米国商務省産業安全保障局(BIS)が発行している貿易上の取引制限リスト)
・ロシアに関係するあらゆる事業体・個人が運用などを行う航空機や民間機・貨物機を含むロシアの全航空会社が米国の領空を通過することを禁止
・国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの銀行を排除
ロシアに対する経済制裁が行われることによってロシア通貨ルーブルが下落し、インフレが加速ロシア国民の不満が溜まり、プーチン大統領を社会的に失脚させることが目的になると思われます。
ロシア経済が与える日本と世界への影響とは
ロシアからの天然ガス、原油、小麦の供給が停止すれば、世界中で資源や食料の価格高騰が起き、家庭や経済への影響はロシアに大部分を依存している欧州ほどではないが日本国内でも影響が出てくるだろう。
ロシアを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除することによって日本の国内総生産(GDP)は最大で0.3%(約1.5兆円)押し下げる見通しなるようだ。
これからロシアが経済的に孤立することによって友好国の中国や北朝鮮がどう対応していくのかによってさらなる世界の経済状況悪化が見込まれてくるのではないかと思っている。
ロシアがウクライナに侵攻したことによる世界の株価同時下落とこれから

ロシアによるウクライナ侵攻により日経平均、NYダウ、TOPIX、S&P500などの世界市場は軒並み下落さらにFRBが金利の引き上げ発表したことによることも大きいと思われる。
年始から株価は金利引き上げの動きなどにより、下落していましたがそこに追い打ちをかけるようにウクライナ侵攻起こってしまいました。ニュースで真偽は不明ですが中国が北京オリンピックがおわるまでロシアに侵攻しないようにと伝えていたのではないかと言われています。(タイミングが良すぎた)
ウクライナでは現地時間4日未明、ロシア軍の砲撃を受けたザポリージャ原発で火災が発生しましたがもしも原発が破壊され大規模の事故が起こるようなことがあればリーマンショックやブラックマンデーの比ではない株価の下落が起きるのではないかと思っています。
もしも世界同時で株価の急落が起こればコロナで状況が悪いのにさらに日本でも失業者が増える可能性もありこれからのロシアの対応に注目が集まります。
最悪の場合の予想ですが現在結構最悪な状況に極めて近づいてきているので余裕資金で投資するか一旦売却して落ち着くまで株式投資などは待つほうが良いと思っています。
もしも投資するなら金などに投資することをおすすめします。
株式投資するなら今がチャンスかもしれない
もしもリーマンショックやブラックマンデーのような急落があれば、そこはチャンスかもしれません。
急落したらすこしずつ状況を見極めながら買い付けを行えばいずれはコロナ収束もあるので現在のような右肩上がりの相場に乗れる可能性が有り、多大な資産形成につながる可能性が有りここで投資やめてしまったり、投資をして資産形成をしないのはもったいないと思います。
不謹慎だと思われる方もいるかもしれませんが、自分の資産は誰も守ってくれません悪い出来事もチャンスに変えることが自分自身や家族を守ることに繋がります。
最後に
筆者も株式投資を少し行っていますが世界情勢がおちつくまで少額のみの投資にしてもし急落がおきれば買い付けを行いたいと思っています。
ウクライナではロシア兵により性的暴行なども起きていると聞きます、戦争がおきると女性や子供への被害はセットで起きるといわれますが、現代になって聞くと本当に戦争が起きて不幸になっている人がいるのだと思うとすごく気分が悪くなり暗くなってしまいますね。
ウクライナへの寄付をすこしだけ自分も行って見たいと思います。
ウクライナへの寄付へのリンクはこちら↓
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
日本ユニセフ協会
日本赤十字社
セーブ・ザ・チルドレン
アドラ・ジャパン
難民を助ける会
ピースウィンズ・ジャパン
国境なき医師団