2020年頃から半導体やコロナ化により、新車の生産体制に影響がでており新車を購入したくても納車の長期化や車の部品価格高騰のため中古車市場に注目が集まっています。新車市場のユーザーが中古車市場に流れてきているため中古車も価格高騰しているが地方などでは車が必須の状況が多々あり、車に詳しくなくても中古車を購入しなければならない状況にあるため失敗しない中古車選びがポイントとなってくる。今回の記事では中古車選びを失敗しないためにも見るべきポイントや確認事項などを解説していきます。

中古車を購入する時に失敗しないように購入方法とは
中古車、新車共にいえることですが車を購入する時はまずどのような目的に使用するのか明確にすることが大切になってきます。趣味で乗るため見た目重視で燃費は気にしないのかそれとも通勤通学に使用するためできるだけ燃費が良いものが選びたい、アウトドアで車中泊をしたいなどさまざまですがそこ明確になっていないのになんとなく車が欲しいと思いその場で安い車を購入してしまうといくら中古車といっても高額なため後悔することになるとおもいます。
車を購入する時の主な目的
- 通勤・通学
主なポイント:燃費 - 趣味(車中泊・レジャー・ドライブ・サーキット走行)
主なポイント:室内広さ、走行性能、外観、内装 - 送迎(家族・自営業)
主なポイント:室内広さ、燃費 - 運搬(荷物)
主なポイント:室内広さ
目的別に選ぶ時のポイント抽出して見ましたがこれは例であり、通勤通学に利用される方は趣味も合わせて車を選ぶ方が多いとおもうので一概にはこのポイントではないかもしれませんが大まかな目的が分かれば車も選びやすくなります。
中古車を購入するならおすすめ時期
- 狙っている車種のモデルチェンジ、マイナーチェンジのタイミング
- 決算時期(3月、9月)
- 毎年1月なら車の年式が更新されるため前年の年式の車が安く購入できる
- 4月、5月は新社会人の人たちの車の購入が落ち着くタイミングなので需要が下がるためおすすめ
おすすめの時期は3,4,5,9月でモデルチェンジのタイミング
現在の半導体不足やコロナ化による需要が高い状態は中古車を購入するタイミングとしては最悪ですがこの状況が収まる気配がないためなるべく早く購入を検討することが大切です。
中古車選ぶ時に見るべきポイント
- 走行距離
走行距離の目安は1年1万キロと言われており、少なすぎても適切な頻度のメンテナンスが行われていない場合があり走行距離が多い場合より危険なこともあります。
- 定期点検整備記録簿を確認
定期点検整備記録簿を確認し適切な頻度でメンテナンスが行われているか必ず確認しましょう。中古車で見るべきポイントとして一番大切と言っても良い項目です。
下記画像はオートバックスのメンテナンス目安なので参考にどうぞ

- 外装、内装の状態
中古車を購入するときはネットで購入する場合でも現地に行って実際の車を確認するのがおすすめ。確認できない場合でも最低でもビデオ通話などでリアルタイムで気になる所は確認してください。
- シートの状態(におい、外観、感触)
- タイヤの状態(溝の残り、ホイールの外観)
- 電装品の動作確認(エアコン、ナビ、パワーウィンドウ、ウィンカー、ライト、ルーフ)
- ゴム製品の劣化(パッキン類※どうしても年数や紫外線など劣化してしまうためある程度は妥協が必要)
- トランク(以外と見るのを忘れる)
- 錆(雪が降る地方の車は下回りが錆びてることが多いため確認が必要)
- 外観の傷(多少の飛び石など傷はほぼ確実にあるため気にしないほうがいいと思います)
- エンジンを始動させ異音やにおいを確認(エアコンも動作させACを押し動作が正常か確認)
- 車検の期間
中古車には「車検あり」「車検なし」のものがあるため安くても車検が切れていて後から出費が増える場合があるためしっかりと確認しましょう。新車は最初の車検は3年それからずっと2年、中古車は製造から1年未満のものを除き車検を受けてから2年
- 中古車支払総額
- 車両本体価格
- 諸費用(法定費用と販売店手数料※代行費用)
車両本体価格+諸費用が中古車の支払総額となり、平均15万前後で車検ありや車検無し、走行保証の有無により金額は前後するため安いと思って購入手続きをしてもすぐに乗れなかったり思ったより支払総額多いなんてことにもなります。
中古車を購入する前にすべきこと
- 試乗をさせてもらう
- 予算を決める
- 駆動方式を決める(2WD、4WD)
- 記事で紹介した中古車の見るべきポイントはすべて確認する
車を乗り換える場合
お持ちの自動車をディーラーまたは車買取業者に引き取ってもらいますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
ディーラーのメリット
手間がかからずスムーズに取引が可能で、持ち込んだディーラーで新車を購入する場合、購入時の交渉に使える場合がある
ディーラーのデメリット
買取業者より査定額が低い場合がほとんど、下取りは新車購入前提のため中古車を購入を検討している方には完全にデメリット
買取業者のメリット
査定価格が高い傾向があり、複数の買取業者に査定を出せるため一番査定価格が高い業者を選択可能
買取業者のデメリット
買取業者からの営業電話がくる場合があったり、やり取りがめんどう
(営業電話が来ない買取業者もあるためしっかり調べて査定を依頼しましょう)
まとめ
現在は新車の納期が半年待ちで早いような状況なので車をすぐに乗り換えたい人にとっては中古車は価格も安くかなり魅力的ですよね。ですが中古車は当たりはずれが多く本当に大丈夫なのか不安な方も多いと思いますが今回紹介した記事を読んで実践してもらえば外れの中古車を引く確率はかなり低くなると思うので良ければ活用して見てください。