今話題の次世代モビリティとは?

人口減少や高齢化により地方などでは移動手段の減少により致命的な問題に直面しています。食糧品の買い出し、病院への通院、などが大変になり若者も地方離れが進んでいるので移動手段の解決手段として自動走行が可能な次世代モビリティに注目が集まっています。

次世代モビリティとは

次世代モビリティには大きくわけて二つの種類があり、パーソナルモビリティと次世代自動車(燃料電池車)にわけることができます。
自動運転技術が進歩し次世代の車は活用範囲を広げつつありこれからに期待されています。

パーソナルモビリティとは1人~2人乗りの小型の乗り物を指します。パーソナルモビリティとして期待されるものにはセグウェイ、法改正が決まった電動キックボード、トヨタ自動車の「i-ROAD」などがこれにあたります。

出典:トヨタ i-Road

次世代の燃料電池自動車としてあげられるものは電気自動車(水素やマグネシウムなどの蓄電池)と天然ガス自動車があげられそのなかにはハイブリット自動車やプラグインハイブリット自動車などの電気自動車(EV)もはいってきます。

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パーソナルモビリティの活用範囲

高齢者や子育て世代の移動手段

地方では人口減少高齢化により移動手段が少なくバスや列車があっても数時間に数本しかないなどかなり問題となっています。ショッピング、通院、通学、通勤様々な活動に活用されることが期待されます。

観光地の移動手段

パーソナルモビリティは小型なので観光地での景観への配慮、歩行者との回遊性の向上により観光のしやすさの向上ができます。どうしても歩きだけだと観光しにくい場所でも楽に移動できるため広範囲の観光地のにぎわいに期待できます。

工場や物流倉庫、市街地での搬送手段

大きな工場、物流倉庫や小口物流などはどうしても移動手段が必要になってきます。市街地や都市部の狭いスペースでも場所をとらず効率的に物流の効率化が可能になるので活躍を期待したいです。

パーソナルモビリティの導入事例

鹿児島県の薩摩川内市甑島(こしきしま)において高齢者や子育て世代に向けて島内の移動用としてレンタカー事業者が配置しました

出典:国土交通省 超小型モビリティの導入事例

そのほかにも公道走行に向けて様々な場所でテスト走行がなされており、次世代モビリティの活躍方法を検討されています。

次世代の燃料自動車

水素自動車(FCEV) トヨタ MIRAI

トヨタが開発した水素を燃料電池に充填して走行するFCEV。メリットとして水素をエンジン内で燃焼させているため走行中に「二酸化炭素」が発生しないカーボンニュートラルに適しています。ほかのEVでは電気の重点までかなり時間を要しますがMIRAIなら水素の充填が3分程度で終わるのでかなりはやく従来のガソリン充填とほぼ変わらない時間で済ませることができるのが特徴ですが水素ステーションの設置があまり進んでいないので関東圏の使用に限られてきす。

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まとめ

これからは電気自動車や燃料電池自動車、小型のパーソナルモビリティが進化し、公道で見られことも多くなると思います。現在は電動キックボードで法整備があいまいなところがあり取り締まりもきちんとできていない状況ですがこれからは法整備をしっかりしてもらい新しい次世代モビリティが活躍する所を見たいですね。

今回の記事のポイント
次世代モビリティには大きく分けると2種類ある

  • パーソナルモビリティ(一人~二人乗りの小型車)
    • 電動キックボード、セグウェイ、トヨタ i-Roadなど
  • 次世代燃料の自動車
    • トヨタ MIRAI 水素自動車、電気自動車(EV)

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