カーボンニュートラルということばをよく聞くようになり環境に配慮したEV自動車が気になります。ハイブリットやシリーズハイブリッドなどはたくさんありますが完全に電気だけで走る車は少なく原油の高騰でガソリン代が急騰しているので燃料代が安い電気自動車に乗り換えたいですよね。
電気自動車に乗り換えたいと思っていても電気自動車は400万円代からでかなり高額ですが、今回は日産と三菱が共同開発した実質180万円代から購入できてしまうEV新時代を築くであろう電気自動車をご紹介していきます。
実質180万円代でのれる電気自動車(EV)とは
2022年6月16日から販売を開始されるサクラ(日産)、ekクロスEV(三菱)環境に配慮されたEV車が注目されるなか価格が高額ということで普及があまり進んでいない電気自動車市場に日産と三菱が共同開発した完全に電気で駆動する軽自動車サクラとekクロスEVが発表されました。
車両価格は中級グレードで239万円、上位グレードで294万円、いまなら55万円の補助金が交付されるため実質中級グレードなら184万円で乗れてしまいます。
現在販売されている完全に電気のみで動く自動車としてはリーフが一番安いのですが安いといっても400万円代からとかなり高額いくらガソリンより燃料代が安く補助金がでるからといっても手が出ない価格帯でした。ですが今回の発表を聞き燃料費が安い電気自動車に興味を持っていた方や手ごろな軽の電気自動車を待ち望んでいた方にはかなり朗報ですね。

サクラ(日産)とekクロスEV(三菱)車両情報
日産 サクラ
WLTCモード(一充電走行距離) | 180km |
駆動方式 | 2WD |
価格 | 239万/294万円 |
カラー | 15種類 |
詳しい装備をみたいかたはこちら→日産 サクラ
三菱 ekクロスEV
WLTCモード(一充電走行距離) | 180km |
駆動方式 | 2WD |
価格 | 239万/293万円 |
カラー | 10種類 |
詳しい装備をみたいかたはこちら→三菱 ekクロスEV
日産 サクラと三菱 ekクロスEVの違い
日産と三菱との共同開発した自動車なので走行性能自体はほとんど同じ車になっています。
外観のカラー自体の数は日産が少し種類が多いですがどちらにも独自のカラーがあるため見比べるとかなり違って見えます。顔が全く違うため好みは分かれるところ、サクラは同じ電気自動車のアリアのようなシャープな感じekクロスEVのほうはアウトランダーやエクリプスクロスのようなちょっとごつい印象があります。
他の電気自動車と比べるとバッテリー容量が小さいため充電満タン時の走行距離が180kmと少な目なのが欠点かなと思いますが最近は電気充電ができるステーションがかなりあるのでそこまで困ることはないはずです。
価格や装備はほとんど同じなため購入する時には外観や内装で選ぶと良いと思います。
サクラとekクロスevのメリットとデメリット
今回紹介しているサクラとekクロスevの燃費をガソリン車と比べてどの程度違い安いのかわかりやすいように計算しておきます。
比較対象として燃費良いとされる軽自動車アルトと比べてみます
燃料タンク | 27L |
ガソリン1Lあたり | 27.7km/L |
ガソリン単価(平均1Lあたり) | 166円 |
バッテリー容量 | 22kWh |
1km走る容量 | 124Wh |
電気料金単価(平均1kWhあたり) | 24円 |
上記の情報から1kmあたりの燃料費を計算すると
アルト ハイブリットの場合
166円(ガソリン単価)÷27.7km/L(ガソリン1L)≒ 6円
100km走行する時にいる価格は600円
サクラとekクロスEVの場合
1kWh÷124Wh≒8
24円(電気料金単価)÷8=3円
100km走行する時にいる価格は300円
燃費が良いアルトハイブリットと比べても約半額の燃料費しかかからないためかなり燃料費はお得だということが分かりますね。
大体通勤利用で車を利用する方は月々500kmくらいなのでサクラとekクロスEVなら月々1500円の燃料費しかかかりません。
メリット
- 燃料費が安い
- 走行音が静か
- 走行時のトルクが高いため他の軽自動車比べるとパワーがある
- 今なら補助金がでるためお得に購入できる
- オイル交換やエレメントなどのガソリン車ではいるメンテナンスが不要
- ガソリン車と比べ室内が広く設計されている
- 電気自動車でなおかつ軽自動車なため維持費が安い
デメリット
- 価格が高い(補助金が出ない場合)
- 航続距離が少ない
- 充電する時には、給油と比べると少し時間がかかる
- バッテリー残量が低下する(8年間の保証有り)
- 4WDの車がない(出る可能性は低いが0ではない)
まとめ
先日、日産のサクラに試乗させていただきました。感想としてはとにかく静かで軽自動車とは思えないパワー加速力がありました。室内も部品点数が少ないためか室内が広々しており、マフラーも無くなったため本当に次世代の自動車と感じることができました。
現在は55万円の補助金がでるためあの性能の車が180万円代からとなると自分個人としては軽自動車を買おうと思っているかたならかなりおすすめしたいですね。