2022年6月30日からマイナンバーカードを「健康保険証」、「公金受取口座」として利用登録すると最大15000円分のポイントが受取ができるようになり登録した方も多いと思います。マイナンバーカードを健康保険証として利用する時にはどうしたらいいのかわからない方に向けて今回は詳しい利用方法やメリット、デメリットをご紹介していきます。
マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法とは?
マイナンバーカードを保険証として利用する時の使い方
- マイナンバーカードを健康保険証として利用したい場合は病院、薬局に設置されている顔認証付きカードリーダーをを探しましょう。
※下記の画像はカードリーダーの一例

受付手順
- マイナンバーカードをカードリーダー機種に合った位置に正しくセットする(横向きや縦向きがある)
- 本人確認(マイナンバーカード取得時に設定した4桁の暗証番号または顔認証)
※マスクや眼鏡、帽子をしていても認証できます。 - 薬剤情報、特定検診情報の閲覧に同意
- 入院や手術代が高額になる場合は合わせて高度医療費制度を利用し限度額を申請しましょう。
- 受付完了
マイナンバーカードに対応している「医療機関、薬局」の見分け方
マイナンバーカードが対応しているか判断する方法として下記画像のステッカーやポスターが張って有ればマイナンバーカード読み取り用のカードリーダーが設置してあります。

現地で確認できない場合は受診する医療機関に問い合わせまたはホームページの確認すると良いでしょう。
マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリットとデメリット
- メリット
- マイナポータルで年間の医療費が記録されるためe-taxと連帯しておけば確定申告が簡単になる
- 新しい医療保険者に手続き済みなら健康保険証としてマイナンバーカードずっと使用できる
- 国民健康保険、後期高齢者医療制度に加入されている方は定期的な被保険者証の更新が不要
- 健診、薬、医療費の情報が確認できる
- これからはさらに機能が拡大されていく可能性がある
- デメリット
- 現在はマイナンバーカードに対応している病院が限られている
- 健康保険証化としてマイナンバーカードを利用すると窓口負担の金額が上がっている(改善を検討中)
- マイナンバーカードの有効期限に注意が必要
マイナンバーカードが今後拡大していく予定の機能とは
- 総務省が発表している今後のマイナンバーカードの機能拡張予定(2023年以内に検討)
- マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載
- パスポート申請のデジタル化(Androiは2023年以内、iphoneは2025年を目途)
- マイナンバーカードを運転免許証、在留カードと一体化
第2弾のマイナポイント申請方法
- 第2弾のマイナポイント最大2万円分の獲得条件
- キャッシュレス決済で25%分のポイント付与(20,000円チャージで5,000ポイントが上限)
- マイナンバーカードの健康保険証利用申し込み(7,500ポイント)
- 公金受取口座の登録(7,500ポイント)
マイナポイント第2弾への申請方法は下記記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。
まとめ
政府がマイナンバーカードを普及する目的として、役場や税務署などへの書類提出等の面倒な手続きの簡略化や行政の効率化を図ることで海外と比べて遅れている国内のデジタル化を推進しています。
個人としてはデジタル化が進み確定申告が行いやすくなるのですごくありがたい取り組みだと思いますが、年齢によってはなれない機器の操作などがあると思うので全てをマイナンバーカードにまとめるのも使いづらいかも知れませんね