タイヤの役割

タイヤの役割には大きくわけて5種類あります。
車両の重量を 支える
車体や乗員・荷物などの重量を支えます
駆動力・制動力を 伝える
エンジンやブレーキのパワーを速やかに路面に伝え、車を進めたり止めたりします。
路面からの衝撃を やわらげる
路面の凹凸によって発生する衝撃を吸収し緩和します。
進行方向へ 曲がる
車両の曲げる力を地面に伝えます。
情報と つながる
車両のデジタル技術の発展、タイヤへのセンシング技術適用により、将来様々な情報とつながっていきます。
ブリヂストン タイヤの役割・機能
タイヤによって操縦性、乗り心地、燃費、安全性が変わってくるので車に乗るうえで最も重視する項目といっても過言ではないです。
タイヤサイズの確認
タイヤサイズを確認する場合はタイヤの側面を確認してみてください。
左からタイヤの断面幅/偏平率・タイヤの構造・リム径・ロードインデックスと速度記号
詳しいタイヤサイズの表示形式はこちらを参考にしてください→ブリヂストンタイヤの表示見方・読み方
タイヤのインチアップやサイズ変更をしたい場合は計算して適合サイズを出しましょう→タイヤサイズ計算サイト
(乗り心地を気にする場合は同じサイズのタイヤを買うのが無難だと思います。)
タイヤの正しい保管方法
この動画のチャンネルあかでみっくモーターカレッジ- Academic Motor Collegeさんは楽しくわかりやすい説明をされているので他の動画もおすすめです。
①タイヤを洗浄し汚れを落とす。(しっかり乾燥させる)
汚れを落とすときは洗剤などは使わず水洗いで落としましょう。(タイヤの保護成分もおちてしまうため)
ホイールの洗浄剤などは使用してもいいですが強力なものも多いため洗った場合はすぐにきれいに洗い流しタイヤのゴム部分には付けないように気を付けついた場合すぐに洗い流してください。(なるべくなら使わないほうが良いと思います)
②直射日光が当たる場所や高温の場所に保管しない
タイヤは直射日光に含まれる紫外線や熱に弱いので日光が当たらないガレージや物置などに保管しましょう
③オゾンが当たる室外機のそばに置かない
置く場所がなくベランダなどで仕方なく保管する場合はホームセンターなどで室外機とタイヤを仕切れるような板材など購入し室外機とタイヤの間に置きましょう。
④タイヤは横積みで保管
縦積みだとタイヤのゴムが形を記憶してしまうため、ロードノイズの原因になります。
タイヤ保管するときに使える便利グッズ
・タイヤカバー ☆おすすめ 車にタイヤを乗せる時も車が汚れないのでとても便利
・横置きタイヤ保管用カバー
・収納庫 設置できる場所があれば一番タイヤに良いと思います
夏タイヤと冬タイヤの寿命と交換時期
寿命 | 走行距離 | |
---|---|---|
夏タイヤ | 3~5年 | 3万~5万km |
冬タイヤ | 3~4年 | 1万~1万5千km |
タイヤの寿命は走り方や保管方法、使用頻度にもよりますがおおよその寿命は上記表くらいだと思います。
タイヤの交換時期を見分ける方法として次のポイントがあります。
・ゴムの硬度
夏タイヤはあまり気にしなくてよいと思いますが、冬タイヤは60超えてくるとスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)として機能しな くなってしまいます。(夏タイヤの硬度は60~70程度でも普通だと思います。)
・溝の深さ
夏タイヤは法的には1.6mm(スリップサイン)までそれ以下は整備不良として違法になります。
冬タイヤは溝の深さが50%に減りプラットホームが露出すると冬用タイヤとしては使用できなくなりますがそれ以降は夏タイヤとしての使用は可能なので夏タイヤとして使えますが雨天候時の走行性能が同じ溝の夏タイヤと比べると格段に劣るため注意が必要です。
・タイヤのひび割れ
ひび割れや傷を見つけた場合は詳しくなければディーラーやカー用品店などに行き見てもらうことをおすすめします。
大体は交換を進められると思います。
タイヤの寿命を縮める行為
・車止めなどの物体にタイヤを密着させて車を止める
・急ブレーキ・急発進・急ハンドル
・タイヤが適切な空気圧じゃない
・停止した状態でハンドル操作
・走行距離が短いとタイヤから劣化防止剤でてくれない
・油性のタイヤワックスを使用するのはダメ、油性の場合反応した中の劣化防止剤が過剰に外に出てきてしまいます。
最後に
タイヤは車で非常に大切な部品で安全面や走行性能に深く関わってきます。
タイヤは安価ではないので大切に保管し正しい使用方法を守って使用してください。
ちなみに筆者のサマータイヤおすすめはブリヂストンNEXTRYシリーズです。